動画教材エディター養成コースは「編集の次」の答えになるか?48時間迷い抜いた私の思考ログ
動画編集の仕事をしていて、ふと「このままでいいのかな」と手が止まる瞬間があります。
YouTubeのカットやテロップ入れに追われ、納期を守っても単価は上がらず、常に次の案件を探し続ける日々。そんな中で目にとまったのが、この動画教材エディター養成コースでした。
単なる編集者ではなく、教育コンテンツを作る専門家。その響きに惹かれた反面、正直なところ「また新しい資格商法じゃないか?」という疑いもありました。実際に自分が身銭を切るべきか、48時間という期限の中で調べ尽くし、葛藤した記録をここに残しておきます。
そもそも、なぜ「動画教材」という言葉に引っかかったのか

私がこの講座を詳しく調べ始めた理由は、今の動画編集市場の「飽和」を肌で感じていたからです。クラウドソーシングでの低価格競争に疲弊し、AIの進化で単純な作業の価値が下がる中で、「編集代行」ではなく「構成」から関われる領域を探していました。
調べて分かったのは、このコースが教えているのはソフトの使い方ではなく、視聴者に「教える」ためのロジックだということです。YouTube動画と教育動画では、情報の伝え方が全く違います。そこに特化したノウハウを、個人ではなく一般社団法人が体系化しているという点に、私はまず興味を持ちました。
ただ、ここで一つ大きな壁がありました。
この講座、動画編集の未経験者は完全に門前払いなんです。Premiere Proなどのソフトが最低限使えることが前提で、操作方法は一切教えない。
「編集スキルをすでに持っていること」が参加の絶対条件という潔すぎる線引きに、私は逆に本気度を感じてしまいました。
3人の講師陣と「協会」という看板の重みをどう見るか
次に気になったのは、誰から学ぶかです。よくある「月収100万稼いだ個人」が教えるスクールとは、少し毛色が違いました。実務の最前線にいる3名の講師による分業制であり、さらに修了後には「資格認定」と「見込み客の紹介」という出口が用意されています。
私が最後まで迷ったのは、資格というものに対する自分自身の不信感でした。
クリエイティブの世界で資格なんて意味があるのか?と。でも、企業を相手に「動画教材を作れます」と営業するシーンを想像したとき、「協会認定」という客観的な裏付けがあるのは、口下手な自分には助けになるかもしれない、と思い直しました。他校のような「稼げるまでサポート」という曖昧な言葉より、仕組みとしての紹介制度がある点に惹かれたのです。
調べて気づいた、既存の学習手段との違い
自分なりに、他の選択肢と何が違うのかを整理してみました。派手な演出を学ぶ場所は多いですが、ここはもっと地味で、かつ実利的な場所に思えます。
| 比較したポイント | 一般的な編集スクール | 動画教材エディター養成コース |
|---|---|---|
| 学習のゴール | 動画を作れるようになる | 動画で「教育」できるようになる |
| 講師の体制 | 単独のインフルエンサーなど | 3名のプロ講師による分業制 |
| 仕事への繋がり | 営業手法のレクチャー | 協会からの案件紹介・OJT |
大手のスクールは「初心者から副業で5万円」という層をターゲットにしていますが、ここは「すでに5万円は稼げているが、その先が見えない」という人向け。だからこそ、私のような迷いを持つ人間に刺さるのだと感じました。
コスト感と、48時間というタイムリミットの正体

この講座の価格設定には、正直に言って少し翻弄されました。
定価は199,800円ですが、ページ訪問から48時間以内なら99,800円になるというシステムです。この「50%OFF」という仕掛け、マーケティング的には正しいのでしょうが、じっくり検討したい派の私としてはかなりのプレッシャーでした。
でも、冷静に考えてみれば、10万円を切る価格で「構成のノウハウ」と「仕事の入り口」が手に入るなら、1〜2案件こなせば回収できる計算にはなります。結局、ここで踏み切れない理由は「自分にその案件を完遂する覚悟があるか」という一点に尽きるのだと気づかされました。「受講すれば自動的に高単価案件が降ってくる」と期待している人には、この講座は向かないと思います。
検討中によくぶつかった、私自身の不安への答え

申し込みを検討する中で、私が最後まで解消したかった不安を、自分なりの解釈とともに残しておきます。
結局、どんな仕事が紹介されるのか?
企業の社内研修動画や、オンライン教材などの案件が想定されているようです。派手なYouTube広告というよりは、より実用的で、かつ継続性の高い仕事。私はここに、フロー型ではない「安定感」を見出しました。
編集ソフトは何でもいいのか?
基本的には実務標準のソフト(Premiere Pro等)が想定されています。それ以前に、ソフトを触ったことがない人は受講してもついていけずに終わるリスクが高いです。基礎は自分で固めておく必要があります。あくまで「編集の先」を学ぶ場所だからです。
私は、この動画教材エディター養成コースがすべての人にとっての正解だとは思いません。ただ、もしあなたが私と同じように「編集スキルはあるのに、なぜか将来が不安だ」と感じているなら、検討してみる価値はあるはずです。
誰かに強制されるのではなく、自分の今のスキルセットと、将来なりたい姿を天秤にかけてみてください。私が最終的に内容を細かくチェックし、納得できるかどうかを確かめたページを置いておきます。もし心が動くなら、一度覗いてみて、自分自身の直感がどう反応するか試してみるのが一番いいかもしれません。
あなたが「作業」ではなく「創造」に時間を使えるようになることを、同じ編集者として願っています。
ご自身の現在の編集スキルを活かして、もう一段上の領域へ進むための具体的なカリキュラムを詳しく確認してみませんか?



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